社団法人 秋田犬保存会
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14.秋田犬標準の解説
秋田犬基準(審査基準)
1.本質とその表現――沈殻にして威厳を備え悍減に富み、忠順にして素朴の感あり、地味な中に品位を持ち、感覚鋭敏にて拳措重厚敏活共に備う。
1.外貌――体躯均斉を得、骨格緊密にして筋、腱、靭共に発達し、皮膚弛緩なく牡牝の表示判然とし、牡は体高体長の比100対110にして牝は牡より体長稍長とし、体高牡66.7糎(2尺糎2寸)牝60.6(2尺)とし上下各3.03糎(1寸)迄を可とす。体高胸深の比を略2対1とす。
1.頚――頭部太く逞しく、皮膚弛緩なく適度に起立す。
1.頭――頭骨太にして頭蓋の頂き稍平、額広く、皺なく、明らかなる縦溝と適度の落ち込みあり煩部よく発達し張る。
1.耳――稍小さく厚く三角形にして適度に前傾し耳直線にして緊乎として立ち、耳の間隔は適当なる広さを有す。
1.眼――梢三角形にして深く、外眦上がり虹彩濃い茶褐色を呈し眼は適度の間隔を有す。
1.口吻・鼻――鼻染直にして、吻充実し、基は太く先は細く尖らず鼻鏡緊り唇良く引緊る。
1.歯・牙――歯牙強靭にして咬み合わせ正しい。
1.胸腹――胸深くして助骨良く張り、前胸発達し、腹部適度に引緊る。
1.背腰――背数直にて、腰強靭なり。
1.前肢――前肢は肩押上膊適度なる角度を持ち良く発達し、肘付良く、全膊直にして太く強く、繋少しく傾斜し、趾円大きく、厚味を有し緊握す。
1.後肢――後肢は良く発達し、強靭にして力強く踏ん張り、飛節適度の角度を持ち、弾捷力に富み、趾厚みを有し緊握す。
1.尾――太くて力強く巻き、長さは略飛節迄とし、巻方は左巻、右巻、太鼓巻、二重巻とす。
1.被毛――毛剛直にして、下に綿毛密生し、キ甲部、腎部称長く、眉毛他部より長し。
1.毛色――白、黒、赤、胡麻、虎、斑。

減点項目
1.後天的損傷及び著しく栄養管理不良のもの。
1.秋田犬として好ましからざる毛色。
1.体色に副わぬ虹彩著しく淡きもの。
1.欠歯、乱歯及び切端咬合。
1.舌斑
1.特に性質軟弱なもの(臆病、軽佻)及び狂暴性のもの。
1.その他秋田犬として特長乏しいもの。

失格項目
1.先天的に耳立たざるもの。
1.先天的に尾巻かざるもの。
1.先天的に著しく短毛及び長毛。
1.著しく下顎突出及び下顎後退し、噛み合わせ不正なもの。
1.体色に副わざる鼻色(白は赤鼻を許容す)
1.陰睾
1.その他秋田犬の特徴を欠くもの。
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